シャッターを切る in 屋久島
どうもtaku-marineです☆彡
昨日から故郷の屋久島へ帰省してるわけだが、早朝5時前。
家族と実両親が夢の中にいる時間、35歳のいい歳したおっさんは1人でカメラを持って車を走らせる。
遊びほうける気満々(笑)
目指すはヤクスギランド。
http://y-rekumori.com/yakusugi_text/
屋久島といえば縄文杉やウィルソンカブが有名だが、私がカメラ片手に赴いたのはヤクスギランド。
だか侮るなかれ!!
このヤクスギランドというところも十分深く屋久島を体感できるレジャーゾーン。
しかも、手軽さでは縄文杉やウィルソンカブよりとっつきやすい。
トレッキングするには、協力金500円。
コースは自分の体力、時間次第で自由に決める。
私はできれば全部回りたかったが、家族との約束の時間もあったので50分コース。
しかし、カメラ撮影に熱中し過ぎて3時間もかかりましたw
今回の撮影では
SIGMA ZOOM-MASTER 1:2.8-4f 35-70mm
が中心に活躍。
他には
nikkor 135mm f3.5
nikkor 50mm f1.4
も持って行きましたが、主に活躍したのはシグマです。
その中で、ヤクスギランドはビギナー観光客向けにしっかり遊歩道は整備されてます。
しかし、ビギナー向けでもやはり見渡す景色は屋久島そのものです。
まかり伐採された切り株の上から寄生してるように、根を伸ばす樹木。
屋久杉は基本的に生命力が強く、切り倒されたり大風で倒れたりしてもそのまま育ちます。
更に倒木などの上から生えてる植物は、他の木々から風や雨に乗ってきたものが付着したり、木の実を食べた野鳥を介した種が付着したりしてそのまま倒木や、切り株で育ったもの。
屋久島の山の中では至る所でこんな光景が見られます。
ヤクスギランドで最初に見る名前のついた屋久杉は千年杉 。
他にも私が回ったコースでは仏陀杉、くぐり杉などがありました。
仏陀杉
中は空洞になってる
守って欲しいですね
くぐり杉
名前通り、遊歩道をくぐるように生えている
くぐり杉、下からのアングル
偶然朝日が差し込み半逆光でこの様な、ダイナミックな写りになりました。
屋久島の山の見所は何も杉だけではない、雨量の多い屋久島は渓谷や小さい沢も美しい。
荒川橋まで来たら大きめな渓谷がある、荒川橋は吊り橋になっていてその下にの渓谷が荒川。
ちょっと遊び心で編集する際、ミニチュア効果を使ってみた。
久々に使うと面白い!
屋久島の森の緑を司ってるのは、屋久杉よりも小さな植物だったりもする。
マクロ撮影が楽しいですね。
随分たくさんの写真載せましたが、今回の一番の個人的ベストショットを見せます。
仏陀杉の近くにあるこの倒木。
この倒木は中が空洞になってる訳ですが、倒木本体の断面だけでなく真横にも穴が開いていた。
そして、私がここを訪れた時朝日が昇り日が差していたのですが、この穴から倒木の中にまで日が差し込んでおり、それが奇跡を起こしてました。
その奇跡の写真がコレ。
まるで何かのロールプレイングゲームに出てきそうな一枚。
どこかの異世界のような?
なんていうか、自然が作り出した芸術ですね。。。
もしくは、神様のイタズラ?
コレだから、カメラ趣味はやめらませんw
しかし、この撮影で思った。
こりゃ、観光客も大量に押しかけてくるわw
神々の島 と言われるのも十分納得できるくらい、神々しい世界で撮影しててとても楽しかった。
屋久島はパワースポットとしても有名だけど、疲れるどころか帰りはなんだか少し元気も出てきた。
住んでた頃は、屋久島の田舎さ加減に嫌気がさしてましたが、離れて帰ってくるとそれまで見えてこなかった故郷のよさを思い知らされますね。